こんにちは、現役高校英語教師のインドリです。
英検®︎二次試験に不安を感じている人は多いと思います。中でも「Question No.2」は、受験者の間で特に差がつきやすいパートです。
それは、このイラスト問題が他のQuestion と違って、2倍の配点があるからです。
内容で5点、文法で5点の合わせて10点が、Question No.2の配点です。
今回は、このパートを得点源に変えるためのポイントを徹底解説します!
また、新たにできた準2級プラスと2級との違いについても触れていくので、どちらの級にするかを迷っている人は参考にしてください。
2級のQuestion No.2についてはこちらを参照してください。
私の多くの生徒の実際のつまずきや質問をもとに、英検®︎でよく出る表現や答え方をわかりやすく整理しました。効率よく、効果的に準備を進めるヒントが満載です。
この記事では、英検®︎公式サイトのサンプル問題を参考に、英文とQuestionを作成しています。
より具体的なイメージをつかみたい方は、英検®︎公式サイトのサンプル問題ページもあわせてご覧ください。
今回は、準2級プラスのQuestion No.2(イラストに関する問い)について解説します。
その他の質問(Question)については、下の対策記事をご参照ください(近日公開予定!)。
準2級プラスのQuestion No.2の特徴
準2級プラスのQuestion No.2は、次のような指示を受けます。
Now, please look at the picture and describe the situation. You have 20 seconds to prepare. Your story should begin with the sentence on the card.

20秒後、 “Please begin”と言われるので、3コマのイラストを英語で描写します。
準2級プラスのQuestion No.2のポイント
内容点
3コマの中から5つの点について描写する必要があります。
基本的に、1コマ目に1つ、2コマ目と3コマ目には2つずつあります。
これら5つを全て描写することによって、内容点で評点5がもらえます。

描写タイプ
①〜⑤には次の3つのタイプがあります。
- タイプ1:発言(上記①③)
- タイプ2:思考(上記⑤)
- タイプ3:動作・状態(上記②④)
それぞれのタイプに関する表現を見てみましょう!
ここでは面接カードで与えられた文に合わせて、主語を三人称単数、時制を過去時制とします。
タイプ1:発言
said (to 人), “SV.”
準2級プラスは、これ一択です。1コマ目と2コマ目の吹き出しは迷うことなくこれを使いましょう!
タイプ2:思考※表情・仕草から使う動詞を考えます。
- was thinking of doing / that SV(これを使うことが多いです)
- was looking forward to doing(ポジティブな内容や表情が明るいとき)
- was worried that SV(ネガティブな内容や表情が暗いとき)
タイプ3:動作・状態
- was happy to do
- was interested in A
- There were many As
※その他は準2級のNo.2とNo.3での表現を使いましょう。
上記イラストによる解答例
1. ①は、直接引用で大丈夫です!
→Mrs. Okamoto said, “Let’s play video games at home tonight.”
2. “After dinner at home,”を入れて②に移ります。
3.②は、セリフではなく、動作なので、進行形(つまりここでは過去進行形)で表します。
→Mr. Okamoto was cleaning the table.
4.③も、直接引用で大丈夫です!!
→Mrs. Okamoto said, “I want you to try my new game.”
5. “An hour later,”を入れて④に移ります。
6.④は、動作なので進行形で表します。
→Mr. Okamoto was preparing the game.
7.⑤は、考えていることに注意しましょう。
→Mrs. Okamoto was looking forward to winning .
これらをつなげると、下のような解答例になります。
解答例
One day, Mr. and Mrs. Okamoto were talking about their hobbies in the car. ①Mrs. Okamoto said, “Let’s play video games at home tonight.” After dinner at home, ②Mr. Okamoto was cleaning the table. ③Mrs. Okamoto said, “I want you to try my new game.” An hour later, ④Mr. Okamoto was preparing the game. ⑤Mrs. Okamoto was looking forward to winning.
文法点
- 描写タイプに合った単語が使われているか。
- 単語の文法・語法は正しく使われているか。
- 時制は与えられた文と同じか。※基本的には過去時制
2級との違い
2級では1コマ目だけが直接話法で表現できる箇所でしたが、準2級プラスでは1コマ目に加えて2コマ目も直接話法で表現することができます。
これはイラスト問題が苦手な人にはとてもラクになるポイントです。
準2級プラスのQuestion No.2の対策
- 描写ポイントは決まっています。
- 吹き出しがあるのか、無いのか(動作・状態)に注目しましょう。
- 吹き出しの種類に応じて表現を変えましょう。
これらの対策を、次の想定問題演習で実践しましょう!
想定問題演習
答えと解説は記事の最後にあります。
演習1
Now, please look at the picture and describe the situation. You have 20 seconds to prepare. Your story should begin with the sentence on the card.

まとめ
Question No.2で得点するためには、以下の3つのポイントを押さえることが大切です!
5つの描写ポイント をしっかり見つけよう!
→ 各コマの中にある「発言」「思考」「動作・状態」を見逃さず、すべて描写することで内容点満点を狙えます。
3つの描写タイプ を正しく使い分けよう!
→ 「said」「was thinking」「was doing」など、吹き出しの種類や人物の様子に合わせて動詞表現を選びましょう。
20秒の準備時間 を有効に使おう!
→ 描写タイプと順番を素早く確認し、頭の中でストーリーを組み立てる練習を日頃からしておきましょう。
自信を持って「Question No.2」に臨みましょう!コツをつかめば、必ず得点できます!
続いて、Question No.3と4の対策に進みましょう!(近日公開予定!)
想定問題演習解答

① Mr. Ono said, “I reserved a special dinner at the restaurant.” The following day at the restaurant, ②Mr. Ono said, “Let’s take a picture with a birthday cake.” ③Mrs. Ono was ordering some food. Later at home, ④Mrs. Ono was washing her hands. ⑤Mr. Ono noticed that he had left his camera at the restaurant.
①は、セリフなので直接引用です。
②も、セリフなので直接引用です。
③は、動作の描写を過去進行形で行います。
④も、動作の描写を過去進行形で行います。
⑤は、「気づいた」という状態なので、進行形にはせずに表します。レストランにカメラを置いてきてしまったのは、「気づいた」よりももっと過去(大過去)なので、過去完了を使って表します。
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